参院選の争点 雇用問題
自民党がワタミグループの元会長渡辺美樹氏を
公認候補した事がちょっとした話題になりました。

ワタミグループは元従業員が過労で自殺したりで
安い賃金で長時間労働のブラック企業という噂もあります。

マスコミや野党に突っ込まれる事は予想されたのに
なぜ自民党が渡辺美樹氏を公認したかは分かりません。
もっとマシな候補者もいたでしょうにね。

今回の参院選では雇用問題が争点の一つだと思います。
大企業は日本の労働規定が厳しいから緩めて欲しい
つまりもっとクビを切りやすくして欲しいと要望しています。

自民党はどっちかと云えば大企業寄りですがはっきり
クビを切りやすくしますというと選挙に負けますから
リストラなき労働移動といってますね。

成熟産業から新しい成長産業に人材を移すと言うんですが
その為には成長産業を作らないとダメですね。
ざっくり云うと経済が成長し雇用が増えれば正社員も増え
給料も上がると言うのが自民党の考え方ですね。

一方野党は小泉政権下の行きすぎた労働規制緩和のため
正社員が減り派遣社員が増え格差が広がった、
アベノミクスのさらなる規制緩和でますます
派遣が増え格差が広がると批判しています。

一つ不思議なのは野党は以前からこう批判していたのに
民主党政権下の3年余り、雇用問題は全く無策だった事。
派遣が増えたのが悪いのなら正社員を増やすための
政策を打てばいいのに何もしなかった。

要するに自分達は何もする気が無いのに自民党を批判する為
労働問題を声高に主張しているわけです。
民主党の支持母体の連合は正社員と公務員の自治労が
主体だから正社員の損になる事はしません。

限られたパイを正社員と派遣で分けあえばどっちかが
多く取れば片方は少ししか取り分がありません。
野党のオバサン議員が二人雇う所を一人しか雇わず
一人を過労で潰し一人を失業させていると批判していたけど
二人雇うとしたら給料は半分にしないとダメでしょ。

つまり正社員の取り分を派遣社員に分けて上げないとダメ。
そこで経済のパイ自体を大きくしましょうというのが自民。
しかし経済は波があるから好況もあれば不況もあります。

不況時にクビ切りできる派遣は必要なんでしょうね。
全員が正社員になって給料も高くクビも切れない
だったら人件費の安い海外に行こうという企業も
あるし雇用問題というのは難しいです。
理想的な解決は無いんでしょうね。
posted by はなまる at 22:14 | 民主党と選挙